2008年2月13日作成
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開催地: 福岡県 福岡市 東区 箱崎 (筥崎宮
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筥崎宮(はこざきぐう)玉せせり 
筥崎宮の伝統行事である玉せせりは新春の1月3日に行われる。陰陽2つの玉のうち、陽玉(直径28cm、重さ8Kg)に触れて頭上にかざすと幸運を授かるとされ、約300人の男たちが勢い水を浴びて玉を奪い合う、勇壮な祭りである。玉せせりは約500年前に始まったとされている。

初詣で賑わう筥崎宮


陰(雌玉)と陽(雄玉)の2つの宝珠

玉洗いの儀
午後1時より筥崎宮の絵馬殿で玉洗式(玉洗いの儀)が始まった。玉は湯で洗い、酒、菜種油で入念に清められ、笘崎宮の東、200mほどのところにある、玉取恵比須神社に運ばれる。

玉洗いの儀の開始


洗い清められる陽玉 


洗われて輝く2つの玉
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お櫃に入れて玉取恵比須神社まで運ぶ

午後13時半頃、玉取恵比寿神社で子供たちによる玉せせりが始まった。子供たちは競り合いながら玉を運ぶ。そして一ノ鳥居付近で待つ大人の男衆にバトンタッチする。一ノ鳥居から楼門までの約200mの間で玉を奪う合う場面がこの祭りのハイライトとなっている。

境内で待機する若衆


一ノ鳥居の前での攻防


待ち受ける男衆


一ノ鳥居をくぐって境内へ


一直線に楼門へと進む


頭上に玉をかざす(1)
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頭上に玉をかざす(2)


果敢に玉を奪い合う男衆

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