2007年12月9日作成
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開催地:兵庫県姫路市豊富町
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甲八幡神社 (かぶとはちまんじんじゃ)
甲八幡神社秋祭り
姫路市豊富町にある甲(かぶと)八幡神社は、標高107mの甲山山頂に鎮座している。10月体育の日の前の土曜日に宵宮、日曜日には本宮が行われる。各地区の屋台が集まり、神社へと続く参道の山道を登っていく迫力のある祭りとなっている。屋台の数は15台で、大人屋台としては姫路市で2番目に多い台数を誇っている。アクセスは少し距離があるが、JR播但線の仁豊野(にぶの)駅が最寄の駅となる。



本宮の朝9時ごろ、江鮒(えぶな)、重国(しげくに)、酒井(さかい)、鍛治内(かじうち)、藪田(やぶた)、栗橋(くりはし)の屋台が御旅所に集合し、神事が終わると神輿を先頭に約1.5Km先の甲八幡神社へと向かう。

御旅所で屋台を練る鍛治内の氏子


御旅所に据え置かれた神輿 (後方が甲山で赤い鳥居の甲八幡神社が見える)
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猿田彦(天狗)と氏子一同
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御旅所を出発した屋台は、約500m先の甲池(かぶといけ)の湖畔で、他の地区の屋台と合流し、その年の宮入り順で甲八幡神社に向けて進んで行く。

甲池の湖畔に集結した15台の屋台


屋台の手入れをする津熊(つくま)の男衆


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獅子が舞う 金竹(かなたけ)の屋台


途中の交差点で屋台練りをする (細野の屋台)


橋爪(はしづめ)の屋台

午前10時頃、甲山の麓にある砂止め広場に屋台が集合する。ここでも屋台練りが披露される。露店もたくさんあって、大勢の観客で賑わう。しばらくしてから、山頂の神社に向けて、各地区の屋台が出発して行く。

砂川(すながわ)の練子たち


重国(しげくに)の屋台


砂止め広場での黒田の屋台練り

砂止め広場からは急な坂道を登っていく。赤い大鳥居がある甲山の山頂まで屋台を担いで登るには一苦労だ。

甲八幡神社の大鳥居


急な坂道を登り切り 小休止する江鮒(えぶな)の男たち


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