2009年4月18日作成
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開催地: 岡山県岡山市金山寺

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金山寺 子供会陽(きんざんじ こどもえよう)

岡山県内のトップを切って2月7日(土)、岡山市金山寺(かなやまじ)にある金山寺(きんざんじ)(松原宏澄住職)で
子供会陽があった。

子どもたち約30人が、松原住職が舞台から投げ入れる宝木(しんぎ)2本に向かって一斉に手を伸ばし、激しくもみ合い、一年間の福を受けるとされる宝木を奪い合った。
「子供会陽」は県指定重要文化財の同寺三重塔の修復が終わったことを記念して、2003年から開催され、低学年(幼稚園児も含む)と高学年の部で行われている。
また同日の夜の午後9時30分からは大人による勇壮な会陽が行われる。


金山の中腹 標高350m付近に鎮座する金山寺(きんざんじ) 

金山寺(きんざんじ)
岡山市郊外の金山寺(かなやまじ)という場所にある天台宗の古寺。平安から鎌倉時代の古文書(こもんじょ)には金山寺(きんざんじ)あるいは金山観音寺と記され、近世には銘金山観音寺遍照院とも呼ばれ、遍照院が寺中を代表する本坊としての役割を果たしていた。寺は、古文書や「金山観音寺縁起」、「遍照院中興縁起」によれば、749年(天平勝宝元)に報恩大師が創建し、大師自作の千手観音を本尊とし、京都清水寺の本尊と同木異体と伝えられる観音霊場に始まる。その後、1069年(延久元)、1178年(治承2)の二度に渡り回禄するも、その都度再建された。治承の再建にあたっては、備中吉備津宮の社家出身の葉上房坊栄西によって灌頂堂、護摩堂その他の堂宇が新造され、葉上流灌頂を伝え、栄西入宗時の伝来の品々が残されている。境内には、三重塔(県重文)、本堂(重文)、仁王門(市重文)が南北に高低差を持って配され、護摩堂(県重文)や開山堂、灌堂、経蔵、客殿、書院、庫裏等の建造物が経ち並ぶ山上伽藍を形成している。

宝木(しんぎ)が投下される本堂の舞台 

午後2時過ぎに低学年の子供会陽が始まった。先ず最初に11名の低学年の子供たちが松原住職が舞台から投げ入れる宝木(しんぎ)2本を果敢に奪い合う。

境内に入場する 低学年の子供たち 


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午後2時15分 住職が2本の宝木(しんぎ)を投下! 


2本の宝木(しんぎ)を奪い合う 


宝木(しんぎ)を掴む 


宝木を持って一目散に駆ける(1)
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宝木を持って一目散に駆ける(2)


係員に宝木を渡す!

宝木(しんぎ)投下からわずか数秒で低学年の福男が決まった。あっけない決着だった。しかし見る者もそして撮影する側も一瞬の争奪戦に息をのんだ。

低学年の福男2人


宝木を手にした低学年の福男


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