クリックで写真拡大
広島県北広島町壬生(みぶ)に江戸時代から伝わる「壬生の花田植」は、毎年6月の第1日曜日に豊作を願って行われる。近くの水田で花鞍(はなぐら)を載せた飾り牛が代かきした後、田楽団が田の中へと入り、囃子(はやし)に合わせ、指揮を執る男性(サンバイ)と早乙女(サオトメ)が掛け合いで、田植え歌を披露しながら苗を植えていく。この花田植は、北広島町に初夏を告げる風物詩となっていて、県内外から大勢の観光客が訪れる。昭和51年(1976年)に、広島県内で第一号となる国の重要無形民俗文化財に指定されている。
Copyright (C) 2004-2007 Akio Chiba. All Rights Reserved..