岡山市下足守(しもあしもり)にある日蓮宗最上教総本山龍泉寺は、1200余年前、報恩大師が修行された場所で、八大龍王(雨乞いの神)と最上稲荷(豊作の神)の聖地として民間信仰の霊場である。今なお、神仏混合の祈祷の寺として全国から参拝者が訪れている。境内にはゆるぎ岩、千畳岩、太閤腰掛岩や龍王池等の名勝があり、この辺りは県立自然公園となっている。春は山つつじ、秋は紅葉が美しく、ハイキングコースにもなっている。
朝方は女性信者4名のみそぎが行われた。滝から落ちる水量は豊富で、体に当たってはじける音と信者の祈りの声だけがみそぎ場に響く。
夜は男女混合のグループがみそぎ場にやってきた。撮影の許可を頂いて、夜の滝行を撮ることが出来た。男性信者はふんどしに着替えて白装束に身をまとった姿で寒行に臨む。
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