2008年9月7日作成
今 日 昨 日
開催地: 福岡県宗像市
1/3ページ




田熊山笠(たぐまやまかさ)

田熊山笠は、福岡県の博多と北九州市の中間にある宗像(むなかた)市の東郷・田熊地区で行われている祭りで、地元の示現神社(じげんじんじゃ)の奉納を目的とした祭りである。
田熊山笠は1950年に地区の氏神、示現神社の行事として始まったもので、当時は4本の山があったが、今は「田熊流」の山だけとなっている。舁(か)き手不足で一時中断されたが、有志でつくる田熊山笠振興会(占部康行会長)によって1992年に復活した。毎年7月20日の「海の日」に近い土曜日の昼に「追い山」が行われる。


館(やかた)に設置された田熊流のヤマ


田熊山笠 見送り表題「川中島一騎打」

厳しい暑さの中、午後1時ごろ、締め込み姿の舁き手たちが、館(やかた)に集合。山笠の奉納が無事に終わるように示現神社(じげんじんじゃ)神職による神事が厳かに執り行われた。

神職による安全祈願神事 


約1.5トンの田熊流のヤマ
クリックで拡大


クリックで拡大
出番を待つ田熊流の男衆

館(やかた)から、ヤマをスタート地点(西鉄ストア東郷店前)に移動して、午後2時に「舁き出し」スタートとなる。東郷駅(JR鹿児島本線)から徒歩で約5分ほどの距離に西鉄ストア東郷店はある。

スタート地点の「西鉄ストア東郷店」前に全員集結

手始めに勢い水をかける男衆


出発前に川筋太鼓で気合いを入れる


出発前に祝いめでたを唄う


スタートの直前の男衆
クリックで拡大


男たちは、宗像市田熊地区のメインストリートである旧国道3号線を、西鉄ストア前→JR東郷駅→西鉄ストア前→示現(じげん)神社→宗像市役所→西鉄ストア前という経路でヤマを舁く。午後2時に西鉄ストアを出発した。

動き出した田熊流のヤマ
クリックで拡大


「オイサッ! オイサッ!」


Copyright (C) 2004-2008 Akio Chiba. All Rights Reserved..