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那古野(なごや)神社の例大祭で、毎年7月15・16日に行われる。15日は試楽祭(宵宮)で、16日が神輿渡御が行われる本宮である。かつては東照宮祭、若宮祭とならんで名古屋三大祭とされ、車楽(だんじり)2両と見舞車10数両が曳き出され賑やかなものであったが、現在は境内に車楽1両が飾られることとなっている。 今回、祭の名物ともなっている赤ふんどしの担ぎ手による、那古野神社から若宮八幡社までの神輿渡御を取材した。那古野神社へは、名古屋駅から地下鉄に乗り、「丸ノ内駅」で下車し、徒歩10分で着く。
那古野神社は「なごや」が本来の呼称あるが、「なごの」と呼ばれることもある。神社に聞くとどちらでも通じるものとなっているらしい。創建は延喜11年(911)。名古屋城築城後は城内の一角に鎮座することとなったため、城の鎮守神、城下名古屋の氏神とされた。明治9年に現在の地に移り、明治32年に那古野神社と改称された。
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