2008年5月25日作成
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北海道 虻田郡 洞爺湖町
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洞爺湖(とうやこ)
北海道南西部(支笏洞爺国立公園)に位置する湖で、面積は日本で9番目の大きさ。アイヌの人々の「湖の岸」を意味する言葉「トー・ヤ」より湖名とされた。南岸の洞爺湖温泉街をはじめとして、過去100年間に4度の噴火活動を観測した日本でも特に活発な活火山有珠山・昭和新山があり、北海道有数の観光地となっている。

中山峠から望む羊蹄山


車窓からの羊蹄山

支笏洞爺国立公園(しこつとうやこくりつこうえん)

北海道の南西部に位置し、後志(しりべし)火山群の中心部を占める湖と火山の公園である。支笏湖・洞爺湖の二大カルデラ湖や羊蹄山(ようていざん)・有珠山(うすざん)・恵庭岳(えにわだけ)・樽前山(たるまえさん)など特徴ある火山を有し、定山渓(じょうざんけい)・丸駒・登別・カルルスなど多くの温泉地がある。エゾマツ・トドマツ・ミズナラ等の針広混交林が主体であるが、単独峰の羊蹄山では針広混交林からダケカンバ林・高山植物群落への植生の垂直分布が観察できる。また、公園内にはヒグマ・エゾシカ・キタキツネ・クマゲラなど多くの野生動物が生息している。


洞爺湖の案内図


花で飾られた洞爺駅


桜満開の朝もやの洞爺湖

2008年 北海道洞爺湖サミット

2008年7月7〜9日の3日間、北海道でG8サミットが開催される。G8サミットは、年に一度、主要国の首脳が一堂に会し、世界の課題を討議する最も重要な国際会議。その舞台となるのが「ザ・ウィンザーホテル洞爺」。


湖畔の山頂に建つ「ザ・ウィンザーホテル洞爺」


「ザ・ウィンザーホテル洞爺」

洞爺湖は周囲43km、中央に4つの中島を浮かべるカルデラ湖で、湖の南側には昭和新山や有珠山、洞爺湖温泉などがあり、道内屈指の観光地として賑わう。湖の中央に浮かぶ中島には野生のエゾシカが生息する。また中島めぐりの遊覧船などが出て活気を浴びている。


中島めぐりの遊覧船


おとぎの国のような遊覧船


湖畔には遊歩道が整備されている

洞爺湖ぐるっと彫刻公園

洞爺湖畔に整備された、ほぼ湖岸線を一周する公園。洞爺湖温泉、壮瞥温泉、湖北岸の浮見堂公園を中心に、「生の賛歌」をテーマにした58基もの彫刻が立ち並んでいる。ブロンズ、大理石、御影石、ステンレスなどさまざま。まさに自然を楽しみながら鑑賞できる野外美術館となっている。


斬新な彫刻「月の光」
洞爺湖と羊蹄山
資料写真より

資料写真より

湖畔の彫刻(1)


湖畔の彫刻(2)


湖畔の彫刻(3)

洞爺湖温泉

その南湖畔にある洞爺湖温泉は20世紀初頭の有珠山噴火によって湧出、1917年に発見された。温泉街は大規模なホテルや旅館が湖面に向かって建ち並び、前面には羊蹄山、背後には有珠山と昭和新山が望める。


花咲く洞爺湖
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温泉街の湖畔にある足湯


花火大会の準備をする人々(花火船)



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