2007年2月10日作成
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岡山県 岡山市 吉備津




吉備津神社 矢立の神事(やたてのしんじ)
矢立の神事は、桃太郎のモデルとされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)が、鬼ノ城(きのじょう)にすむ温羅(うら)と呼ばれた鬼を、矢で成敗したいわれにちなんでいる。吉備津彦が矢を置いたという「矢置岩」の上に7本の矢を置いて祈願したあと、鳥帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿に身を包んだ射手(いて)が、鬼が入るとされる鬼門の方角(東西南北)に向けて空高く矢を放ち、四方の悪魔を祓って無病息災と招福を祈る年始恒例の神事である。


吉備津神社の北参道入口


北参道の入口にある「矢置岩(やおきいわ)」  高さ約0.8m、長さ約4.5m
(画像の上にマウスポインタを移動すると矢立岩の由来が読めます)


吉備津神社 本殿
   吉備津神社(きびつじんじゃ)
岡山市吉備津に鎮座し、背後には備前国と備中国の境に位置
する吉備の中山があり、周辺には古墳や寺院跡などの数多く
の遺跡が分布する。社名のとおり吉備津彦命を祭神とし、古く
から備前国の一宮として崇敬を集めてきた。16世紀後半に、
金川城主松田氏に迫害され、社殿は焼き払われたが、元禄十
(1697)年に再建された。しかし昭和5年(1930)本殿、随神門、
宝物殿を残して焼失、現在の拝殿等は昭和11(1936)年に建
てられたものである。「本殿」は、桁行三間・梁間二間、屋根は
流造り、桧皮葺の流麗な建築で、県指定重要文化財となって
いる。

資料写真

午前9時ごろ、奉仕者一同が境内にある参集殿の前に集合し、北随神門をくぐって本殿(拝殿)に向かう。そこで矢立の神事に先立って、厳かに正殿神事が執り行われる。この神事は一般の人は立ち入ることは出来ない。


参集殿の前に集合した奉仕者一同


本殿(拝殿)に向かって出発する射手たち


山伏姿の射手も続く


拝殿での正殿神事

拝殿での約30分くらいの正殿神事が終わると、奉仕者一同は北随神門を通って、矢置岩(やおきいわ)のある場所へと下りてきた。ここで一同所定の座に着き、宮司が祝詞奏上し、7本の神矢を矢置岩の上に並べる。


一同が矢置岩の前に整列


弓を射る準備をする


矢置岩に神矢を並べる藤井敬宮司


岩の上に置かれた7本の神矢

天下泰平、五穀豊穣を祈願したあと、宮司より神矢を受け取り、6人の射手が順次、矢を放つ体勢に入る。

矢を放つ体勢をとる


山伏姿の射手も矢を放つ体勢に入る


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