中国十大風景名勝の一つの西湖は杭州の一番の見所です。その美しいさはいつどこの景観をとっても、みごとな一枚の絵模様になります。北宋の詩人蘇東波はこの湖をこよなく愛し、その詩の中で中国古代の美女西施にたとえて「西子湖」と詠んたことから、西湖と呼ばれるようになった。杭州市の西に広がり数多くの景勝地を持つ面積5.6平方`の天然湖です。白堤、蘇堤の2本堤と湖をめぐる西湖十景、四季折々の美しい姿をみせてくれます。↓
雷峰塔は雷峰山の頂上に建っている。北宋の時代に建立されたが、1924年に倒壊してしまった。現在ある雷峰塔は2002年に復元された銅製の塔である。夜は各層の照明が点灯していて高さ72メートルの塔が光っているので、対岸からは一際目立つ。夕陽が美しいので西湖十景のうちの一つ「雷峰夕照」になっています。 ↓
西湖の中央やや南に浮かぶ7万平方bの島です。島の中に全体の60lを占める4つの池があり、”湖中に島、島中に湖”の珍しい景色は中国江南水上園林の最も名の高い傑作です。蓮やバラ、玉蘭の花が沢山あるの池には曲折する九曲橋があり、島には楼閣や亭を設置されて、島の南側の湖中に明代建造された2bの石塔3基が立っている。石塔の洞に薄い紙を張って灯をともすと、漏れる灯光が小さな月なように見えて、空の月とあい照らす。 湖の中心の島にある「湖心亭」からは西湖の全景が一望できる。↓
蘇堤は西湖の西側に六つの橋で結ばれている長い堤で、「唐宋八大家」の一人として有名な蘇軾こと蘇東坡は二度が杭州に官僚として在職しました。1089-1091年の任官の間に交通の便をよくするために築いたのが「蘇公堤」、「蘇堤」です。西湖十景では「蘇堤春暁」といわれています。望山橋、圧堤橋、東浦橋、跨虹橋です。↓
杭州市の南を流れる銭塘江のそばに立つ高さ60bの塔。北宋時代(紀元970年)に銭塘江の高波を鎮めるために作ったの六和塔は木とレンガを材料に八角七層ですが外から十三層に見えるのはなかなか面白い。塔内は草花、人物、鳥、虫、魚などの彫刻もある。塔頂の灯はかつて灯台の役目を果たした。南宋の再建以来、何回も修理されたことがあったが、当時の風格が十分に伝えられている。 塔の最上階まで登ると銭塘江が一望できる。中国ならではの江南風景の眺めは非常に良い。旧暦8月18日の前後、銭塘江満潮の時には、巨大な波が時速25Km/hものスピードで銭塘江を逆流してくる。この壮観な景色を見るために毎年多くの国内外観光客が訪れる。↓
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