2008年11月22日作成
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開催地:岡山県岡山市(道林寺)

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100日 大荒行 帰山式だいあらぎょう きざんしき)
千葉県市川市の中山法華経寺に「日蓮宗・大荒行堂」と呼ばれる修行場がある。そこで毎年11月1日から翌年2月10日までの100日間開かれる荒行が行われる。朝3時の水行に始まり、夜11時の水行まで、1日7回水行をし、その間はひたすら経を読み、食事は朝晩2回のおかゆと味噌汁、睡眠時間は約2時間半、寒さと飢えと眠気に耐えながら修行する。帰山式とはこの修行を無事に終えて、自分の寺に戻れたことを奉告する法要である。

日蓮宗 道林寺の水行場


水を張った樽には氷が浮かぶ

日蓮宗 道林寺(どうりんじ) 帰山式
岡山市 日蓮宗 道林寺で行僧の帰山式が行われた。行僧たちは境内に据えられた水樽の前で下帯だけの姿となり、1回、2回、3回と冷水を頭からかぶる。100日間の厳しい荒行を達成した行僧たちの体は赤味を増し、湯気が立ち上る。

白装束姿で水行場に登場


白装束を脱ぐ荒行僧


最初に水行肝文(すいぎょうかんもん)を唱える


浄水を汲む荒行僧


冷水をかぶる行僧(1)


冷水をかぶる行僧(2)


冷水をかぶる行僧(3)


冷水をかぶる行僧(4)


冷水をかぶる行僧(5)
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冷水をかぶる行僧(6)
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冷水をかぶる行僧(7)


水行が終わり合掌する行僧
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 2008年2月17日撮影:  122枚 

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