2006年5月11日作成
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広島県呉市 警固屋(けごや)
                

      




高烏台公園 (たかがらすだいこうえん)
音戸の瀬戸公園内、海抜200mの高台にある公園で、戦前は防空砲台があり、今も火薬庫跡、兵舎跡などが残っている。現在は、桜・もみじ・ツツジのほか全国の銘木が植えられ、春は桜の名所となる風光明媚な場所である。公園の頂上には平清盛の日招像が建っている。

高烏台(たかがらすだい)公園の入口


音戸の瀬戸の開通を記念して建てられた二重の塔
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平清盛日招像 (たいらのきよもり ひまねきぞう)
音戸の瀬戸開通800年を記念して、昭和42年7月に建てられた立烏帽子直垂姿の銅像。平清盛が沈む夕日を扇で招き返し、わずか1日で切り開いたとされる音戸の瀬戸。伝説の通り、日没の方向に扇を向けて立ち、呉の海を見下ろしている。

呉湾を見下ろす平清盛日招像


日没の方向に扇をかざす平清盛日招像
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呉市は、戦時中に東洋一の軍港と呼ばれ、戦艦大和を製造するなど軍事色が強い一面を持っている。現在でも海上自衛隊があり、軍艦や潜水艦を間近で見ることが出来る。ここ、高烏台公園にも堡塁(ほうるい)や砲台、兵舎の一部が原形を留め残っている。

旧砲台兵舎跡の外観


旧砲台兵舎跡の内観 


呉湾に浮かぶ海上自衛隊の軍艦
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音戸の瀬戸渡し
急潮と行き交う船の多さで知られる「音戸の瀬戸」90mを片道3分で結ぶ日本一短い定期航路。時刻表はなく、桟橋に出ればすぐに出港するか、対岸から迎えに来てくれる。今も島民の通勤通学の足として現役で、朝5時半から午後9時まで運航されている。料金は大人70円(子供40円)と格安である。

レトロな雰囲気を残す渡船場


おおらかで気さくな船長さん
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音戸の瀬戸を行く渡船

一日に600隻以上の船舶が行き交う音戸の瀬戸は、1000トン級の大型タンカーや高速船がひっきりなしに航行する姿を目にする。その合間を縫うようにして、小型渡船は対岸を往復している。

大型タンカーが行き交う
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風薫る5月、満開のツツジが咲き誇る「音戸の瀬戸公園」を撮影した。伝説の音戸の瀬戸と歴史ある景勝地の高烏台公園も含め、この季節が一番美しい。ツツジの種類は平戸ツツジであり、大輪の花をつける。大橋が出来て以来、県と呉市が公園を管理しているという。ツツジと新緑と青い海と空、そして音戸大橋が織り成す素晴らしい景色に身を任せてみたら如何だろうか。
 2006年5月4日撮影: ニコン D70   281枚(407MB)   


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