2005年12月07日作成
微風をききながら:KasedaMusicLabo
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岡山県 瀬戸内市 邑久町

                   





岡山県をはじめ、関東、関西、九州方面から28機のチームがエントリーして競技が始まった。ほとんど無風で青い空の絶好の気象条件の中、クルー達は次々とゴールを目指して飛び立って行った。

            テイクオフ!チーム名:B.C.備前 気球名:JIM-BAM・W (岡山県)
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  バーナーを焚きながら空高く上昇していく 
 
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熱気球のフライトは、朝夕の安定した気流条件を狙って行われる。一般的に日中は太陽熱で地表面に上下降気流が発生し、気流が不安定になるため飛行を避ける。また風速が3m/秒を超えると危険と言われている。

        大空に羽ばたく   チーム名:牛窓B.C. 気球名:NaKaNaKa (岡山県)
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河川敷でスタンバイする気球

”風まかせ”の競技であるが、いかに風を読み、ゴールにたどり着くか、知能と技術を駆使した競技でもある。

離陸する気球
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バスケットに乗るクルー


               黄色い熱気球 チーム名:三井田塾 気球名:MY-1 (大阪府)

熱気球はバーナー操作で浮力制御し、球皮内温めると上昇し、温度を一定に保つと水平飛行が出来る。また球皮内温度を放熱や排気弁で下げると降下するような仕組みとなっている。

 ふわりと浮かぶ気球 


一級河川の吉井川と気球
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                   企業名入りの気球  チーム名:中越B.C. 気球名:ヘリオス2 (富山県)
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次々とテイクオフ(離陸)


目的地に向かう気球群

通常の熱気球は3〜4人乗りで、重量は150〜180Kg位である。これにプロパン燃料のボンベを積むと240〜300Kgになる。この日最後に離陸したのは、なんと!、ボンベを背負った1人乗りの気球だった。

悠々と空を散歩する1人乗りの気球
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2日間にわたる熱気球の祭典を撮影した。初日は風が強く午後からの競技は中止となった。何も知らない私は、晴天のため当然気球が飛ぶものと思い込んでいた。ある熟練クルーの話によると、観衆のためにリスクまで負ってフライトしないとのこと。当然の事だと納得した。また、夕方のバルーンイリュージョンの撮影は、吉井川の対岸から川面に映る光景がベストとのこと。聞くところによると、前日から泊り込んで場所取りをしている人もいるらしい。いつか機会があれば対岸からの撮影に挑戦したいと思っている。
  2005年11月19,20日撮影:  ニコン D70   505枚(786MB) 



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