2007年12月28日作成
開催地:兵庫県高砂市曽根町(曽根天満宮)
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反り屋根型 布団屋台
曽根天満宮の秋祭りの一番の見所は「屋台練り」である。この地方では屋台のことを、「ヤッサ」と呼ぶ。2トン近い屋台は百数十人の氏子に担がれて練り出される。曽根の屋台は屋根に布団を三層に重ね、その四方に反りを持っている。この「反り屋根型布団屋台」は曽根が草分けとなっている。

東之町の布団屋台


反り屋根型布団屋台(中筋東)
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屋台を差し上げる中筋東の氏子


豪華絢爛な布団屋台(中筋東)


中筋西の布団屋台
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本殿に乗り込む布団屋台(中筋西)

曽根の秋祭りでは、11台の屋台が練り出される。曽根西之町、南之町、東之町、北之町、中筋西、中筋東、高須、梅井、伊保南部、伊保西部、伊保中部の11地区である。各町とも「清書元」と呼ばれる屋台総責任者が中心になって屋台練りが行われる。


威勢のよい伊保南部の男衆


曽根西ノ丁の力自慢


勇壮な屋台練り
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伊保南部の屋台(1)
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伊保南部の屋台(2)


屋台を担ぐ練子たち

迫力ある曽根西ノ丁の屋台
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頭人巡行・馬駆け
全ての屋台が境内広場に据えられると、夕方5時頃から馬に乗った一ツ物(神童)が境内を巡行する。その後、馬だけで境内を回る「馬駆け」が行われる。神式が終わると子供屋台、一ツ物の宮出しが始まり、6時半頃になると大人屋台の宮出しとなり、電飾を鮮やかに飾った屋台は、それぞれ各町への帰路につく。

境内広場に並んだ11台の屋台


境内を一周する神事 「馬駆け」



 2007年10月14日撮影: ニコンD70  345枚 


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