2008年9月7日作成
開催地: 兵庫県姫路市船津町
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正八幡神社境内に宮入りし、全ての屋台が境内に据えられた午後1時半ごろに、練り子が乗り子を肩車して拝殿内に走り込み参拝を行う。そのあと拝殿の前で肩車に乗って勇姿を披露する。

練り子と乗り子の勇姿(1)
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練り子と乗り子の勇姿(2)
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姫路市の指定重要無形民俗文化財・龍王舞
(りゅうおうまい)ジョマイ
龍王舞は「ジョマイ」「ジョマイジョ」と呼ばれており、龍王舞の舞人は、渡御の際には神輿の先導を勤め、御旅所での式典後と屋台宮入り後の境内で龍王舞を奉納する。

龍王舞は天孫降臨の神話で道案内を勤めたという猿田彦命が悪霊を打ち払う様子を模したといわれている。舞人は真っ赤な衣装に天狗の面をつけ、頭には紙製の鳥兜をかぶり、黒塗りの鉾を持って登場する。太鼓と笛に合わせて、初めはゆっくりと舞い、途中で鉾を置き、素手舞になると、徐々に動作が速くなる。



最初はゆっくりと *龍王舞(ジョマイ)
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笛と太鼓に合わせて舞う *龍王舞(ジョマイ)


最後は動作は早くなる *龍王舞(ジョマイ)

中野の獅子舞
龍王舞が終わった午後2時過ぎ、中野地区による獅子舞が始まった。2頭の獅子が華麗にそして勇壮に舞う。圧巻は黒毛の獅子が梯子を昇っていき、曲芸を披露する。ほどよく周囲の観衆から拍手喝さいを浴びる。

中野の獅子舞(子供舞)


中野の獅子舞(蝶の舞)


梯子を昇る黒毛獅子


途中で曲芸を披露する
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中野の黒毛獅子(1)
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中野の黒毛獅子(2)

中野の獅子舞が終わると、休憩を取っていた氏子たちは、午後3時半頃に屋台を再び練り上げ、境内を練った屋台は、各地区へと帰って行く。



 2008年10月12日撮影: 386枚 


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