2008年1月13日作成
長崎県雲仙市
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雲仙天草国立公園

長崎県島原半島の中央部にそびえる普賢岳を中心に火山景観を主体とした雲仙地域と、熊本、鹿児島両県の西海岸に連なる大小120余の島々の海洋景観を主体とした天草地域が指定されている。 雲仙地域は特有の火山景観の他、紅葉や霧氷の舞台となる夏緑樹林、仁田峠のミヤマキリシマ群落、硫気の噴出地である"地獄"など、優れた景観が多く残されており、良質な温泉もあり人気を集めている。


湯煙上がる国立公園 雲仙

雲仙地獄

温泉街の中心に位置する雲仙地獄は大小の岩の間から白煙が立ち上り、硫黄の匂いが漂い、まさに地獄を思わせる雰囲気。地獄を見下ろす丘にはキリシタン迫害の歴史を物語る十字架が建てられている。お糸地獄、大叫喚地獄、清七地獄など約30の地獄が点在している。


白煙の雲仙地獄


雲仙地獄には遊歩道が整備されている


雲仙温泉の足湯


雲仙温泉街

雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)

雲仙での最高峰普賢岳(1,359m)は1990年(平成2年)に200年振りに噴火し、山下の島原市や南島原市に多大な災害を与えた。このとき吹出した溶岩の山は普賢岳より標高が高くなり、平成新山(へいせいしんざん)(1,482.7m)と命名された。


左から妙見岳、国見岳、普賢岳、平成新山


仁田峠から見上げる普賢岳方面


仁田峠からロープウエイで妙見岳へ登る(所要時間3分)


妙見岳から見た温泉街方面


妙見岳からは有明海が一望


目の前に国見岳を望む


普賢岳(手前)と平成新山(奥側)


平成新山の山頂


平成新山の岩峰ピーク


普賢岳の噴火(展示パネルより撮影)



 2007年12月2日撮影: ニコンD70  207枚 


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