2006年10月21日作成

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三重県津市河芸町(八雲神社)

 

                   





3回目の練り本練り
2度の空練りの後、午後9時20分ごろ、ざるが拝殿から投げ入れられ本練りが始まった。体力に自信の無い人やベテランの人は1、2回目をスルーして本番に臨む人もいるようで、猛者たちも混じっての肉弾戦を繰り広げる。

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拝殿前で男たちを迎え待つ 宮総代


猛者(もさ)たちの登場


泥を跳ね上げながら押し合う


水浸しの境内

豊漁と安全を願って行われてきた約450年の伝統を誇る「ざる破り神事」もクライマックスを迎えた。境内になだれ込んだ男衆は肌と肌とぶつけ合う。直径1mもの大ざるを奪い合う姿は実に圧巻である。

全身ずぶ濡れの若者
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拝殿に上り練り合う


拝殿からざるが投げ入れられ 練り合いは最高潮

破れた竹ざる
資料
ざるは男たちの群れの中にあってなかなか見えない。破れたざるを撮影しようと試みたが、カメラに水を掛けられてフラッシュが発光しなくなり、残念ながらシャッターチャンスを逃してしまった。しばらくの間、やむなく撮影の中断を迫られる。
毎年のように撮影に来られるカメラマンが言っていたが、ざるが男たちの頭上に浮かび上がって来るタイミングでシャッターを切ることは難しいと語っていた。実際に大半が隠れて見えなかった。

褌もぐっしょりと濡れる
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転倒しながらの絡み合い


力水の中に立つ
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奮闘する若人

30分程ざるの奪い合いが続いた。ざるはバラバラに引き裂かれて竹の破片となってしまった。その竹を手にすると厄除けになり御利益があることから、境内にいる一般の人たちも熱心に拾い集めていた。

背中の刺青も躍動!


ワッショイ!と走り回る
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立ちはだかる おじさん


ざるの破片を手に入れ喜ぶ男


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