2007年6月1日作成
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   大阪府大阪市天王寺区 (総本山四天王寺)

  




引き続き、午後3時15分に本坊北門を出発した「清風高校・清風南海高校」の生徒と教職員達が六時堂にやってきた。先生も生徒達も意気込んでいて、寒さを感じさせないほど熱く盛り上がっている。


六時堂に立つ 清風高校・清風南海高校の教員達


梁に乗って指揮を執る先生


清風高校・清風南海高校の護符の取り合い


天井から舞い落ちる護符を掴まんとする瞬間
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昔の”どやどや”

紅白に分かれた裸の若者達が東西から六時堂に押し寄せ、双方の代表者各4名が背中合わせになり、全員で左右から押し合い、いずれかへ押し切った方が勝ちとしていた。東の白は生野方面の農民、西の赤は阿倍野方面の漁師で、勝負がつくと同時に六時堂前にかがり火がともされ、その後、数百の牛王宝印楊枝(ごおうほういんようじ)(柳の枝にはさんだ魔除けの護符)がお堂の梁の上から群集の中に投げ入れられていた。持ち帰った柳の枝を水田に立てておくと、害虫がつかず豊作になると言われている。現在は、事故防止のため、楊枝を止め、護符(御札)だけが撒かれている。また、護符を挟んだ楊枝は1本千円で参詣者に授与されている。


護符を手に 勝ち名乗りを上げる赤組
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誇らしげな清風高校・清風南海高校の生徒


六時堂を出る一同
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清風高校・清風南海高校の生徒達の護符の奪い合いは、3回ほど繰り返される。回を増すごとにボルテージが高まって白熱した奪い合いが見られる。

六時堂で練り合う一団


紅白に分かれての奪い合い


力水が飛び散る
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今回の護符の争奪戦は白組が勝ったようである。白のふんどしと鉢巻を締めた生徒達が勝ち名乗りを上げた。

護符の争奪戦に勝った白組
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勝ち名乗りを上げる白組の生徒
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勝って六時堂を出る生徒達(1)


勝って六時堂を出る生徒達(2)


勝って六時堂を出る生徒達(3)


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