2005年12月25日作成
今 日 昨 日

写真をクリックすると新しい窓が開き 拡大写真(1200x795)159KBが表示されます(以下同じ)

岡山県 岡山市 沖元 (沖田神社・道通宮)


                   




 
道通宮子供会陽(どうつうぐうこどもえよう) 
岡山藩の干拓工事を記念して創建された沖田神社境内の道通宮(どうつうぐう)で行なわれる。かつては大人による会陽だったが、昭和30年から青少年の健全育成のため、男子小学生だけで行なわれる子供会陽になった。2月の西大寺会陽の次の第四日曜に行われていて、江戸末期より続き、約120年の伝統を持つ。

沖田神社の拝殿

沖田神社・道通宮
江戸時代に岡山藩の干拓工事を記念して創建された沖田神社と、同じ境内に道開きの神様の道通宮がある。道を開き通じ祀った神ということで「道通宮」という名が付いたといわれる。

拝殿前で始まりを待つ子供たち
拡大写真(1250x828)217KB

今年は小学生男子170人が参加して行われた。学年ごとに3グループに分かれて神木(しんぎ)を奪い合う。

神木(しんぎ)が投下される会陽会場
拡大写真(1200x795)230KB

子供たちは褌姿に着替えて10時40分頃に道通宮の前に集まってきた。2月後半のこの時期はとても寒い。

道通宮の前で出番を待つ
拡大写真(1200x795)147KB


元気いっぱいにガッツポーズをする子供たち

11時前になると、子供たちは禊(みそぎ)をするため、近くを流れる百間川(ひゃっけんがわ)の河原に向かった。親に付き添われながら泣き叫ぶ子供もみられ、無邪気さと逞しさが入り混じった行進となった。

泣く子供と逞しい子供
拡大写真(1250x828)177KB


河原に下りる赤い褌の子供たち
拡大写真(1200x918)215KB

子供たちは百間川の河原にやってきて、禊をするのであるが、川に入ったりはしない。奉賛会の人たちが柄杓で水を少しばかりかけるだけである。清水がかかると子供たちは冷たそうな顔をしてはしゃいでいた。

柄杓で水をかけられる低学年生


スクラムを組み河原に行進して来た高学年生


河原での禊を終えて帰る高学年生
拡大写真(1200x825)140KB

10分ほどの禊を終えて小学生らは神社に戻ってきた。沖田神社の拝殿で祈りを捧げ、そして道通宮に回ってから争奪戦の会場へと向かった。

沖田神社の拝殿に向かう小学生
拡大写真(1250x828)222KB


道通宮で香の煙を全身に浴びてから会場に向かう
拡大写真(1200x795)159KB

Copyright (C) 2004-2007 Akio Chiba. All Rights Reserved..