2005年6月27日作成

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山口県萩市玉江浦地区

    

                   





12時30分になると伝統の「おしくらごう」が始まった。櫓(ろ)を変えてから、ふんどし姿の若者15人と船首に乗る漕ぎ手6人がそれぞれ分散して3隻の和船に乗り込んだ。

櫓を変えて出舟の準備をする
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シデを両手に持ち出発のパフォーマンスをする
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かつては4つの青年宿を代表する4隻の和船に若い衆が乗り組み、海上で行われていたが、天候等により危険だということもあって現在の河口で行われるようになった。それを機に3隻となった。漁師減った昨今は、漁業以外の職業を持つ若者も加わっています。その昔、漕ぎ手に選ばれることは名誉なことであったそうで、投票によって選ばれていたとのことです。
*青年宿(漁業の青年訓練施設のこと)玉江浦周辺には上組、中間組、角屋組、下組という4棟がある。どれも木造平屋で、今は漁協の倉庫や作業場として使われている。

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はやたか号に乗って漕ぐ、倉江地区チーム

倉江、浦一、浦二地区の若者が乗った舟はテープを引っ張りながらスタート点の常盤橋に向かった。ふんどしの5人と船首に座って櫂を漕ぐ2人の計7名が乗っている。皆元気一杯である。

                   いなづま号に乗る浦二地区チーム                
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                         しらゆき号の浦一地区チーム                                        


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  浦一地区のふんどし5人衆  

常盤橋から3隻が一斉にスタートを切った。威勢のよい掛け声が橋本川に響きわたり、玉江橋まで1kmを往復してまた戻ってくる。この間約10分の激漕に、河川敷より見守る観衆から激が飛ぶ。

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玉江橋を目指して河口を上る浦二地区チーム


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                               3隻が横一直線に並ぶ                                   


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             手前、青の倉江地区が一歩リード              


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浦二地区の必死の形相


櫂で漕ぎ手に力水をかけて気合を入れる
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追いかける浦二地区チーム
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玉江橋に近づき青の倉江地区チームがリード


浦二地区が猛然とダッシュ開始
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