2006年8月17日作成

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岡山県 岡山市 (龍泉寺)

 

                   





拝殿での神事が終わると、境内で祈祷が行われ、2台の神輿は、10分ほど先にある龍王池(りゅうおういけ)に向かって出発して行く。池では鯉を放つ「放生会」(ほうじょうえ)という神事が行われる。
*「放生会」 ほうじょうやとも言い、仏教の教え「殺生戒」から来たもので、万物の生命を慈しみ、殺生を戒める神事で、鳥・魚等を放つ供養
  の儀式をいう。

龍王池にやってきた神輿


坂本昌護 住職も後に続く


林道を進む神輿
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放生会(ほうじょうえ)が行われる場所に到着

あらかじめ用意されている小さな鯉を、名前を呼ばれた信者たちが前に出て、池に放流していく。お滝祭りの一連の行事の中で、このような神事が執り行われることを知る人は少ない。

池に鯉を放つ信者たち


放生会(ほうじょうえ)神事の執行
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放生会(ほうじょうえ)を終えた信者たちは再び境内に戻り、階段を下りてお滝へとやってきた。すぐに神輿の天蓋が外される。お滝周辺は狭い場所に大勢の参拝者やカメラマンが入り乱れ、身動きもままならない。

お滝に下りてきた神輿


天蓋が外される神輿

正午過ぎに滝の中に信者が入って祭りが始まった。6mの高さの龍の口から落ちる水は涼感を誘う。

滝に打たれる信者
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滝を清める信者たち

神輿は約50人の信者が交代で担ぎ、滝の下を回って行く。神輿に滝の水が当たり、激しい水しぶきが上がる。

滝の中に入った神輿
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激しい飛沫の洗礼


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2台の神輿が滝の下を回る

豪快に滝に打たれる神輿と男達の姿は、古代ロマンを伝えるとされ、この地方の夏の風物詩として欠かせないものとなっている。暑気払いとしての行事も兼ねているようにも見える。

砕け散る滝の水


滝直下の世界
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