2005年10月3日作成

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滋賀県近江八幡市白王町(伊崎寺)


                   





本堂での法要を終えて、僧侶らが竿飛び場にやってきた。古式にのっとり、お清め式が厳かに行われた。

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竿飛び場に降りて行く僧侶(光永覚道氏)


僧侶によるお清め儀式
お神酒を持って降りる僧侶

お清め式の後、すぐに竿飛びの儀式が始まった。赤い越中褌の2人の若者が一番最初に登場してきた。2人は大阪体育大学ラグビー部のキャプテンとBKリーダー。寺の復興を手伝うという形で体育大学の学生が毎年参加している。そのため、赤褌をつけるという大役が毎年回ってくるのだという。その赤褌は、飛び込み後お祓いをされ、以前はジャージの襟元に縫いつけられていた。


一人目の赤褌の若者
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報道船の前で飛び込む


空中ダイブして落下
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近江八幡の若者たちにとって、この「竿飛び儀式」は成人への通過儀礼の儀式的な意味もあるとされている。特に初めて参加する少年は赤褌を着けるのでその意味が深いという。

2人目の赤褌の若者
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両手を広げてダイブした
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着水の瞬間
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 浮かび上がってきた赤褌の若者
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この後、一人一人次々と飛び込んでいった。飛び込みのフォームもまちまちであり、見事な飛び込みには観客から拍手が沸いていた。 


背面飛びに拍手喝さい
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観衆から大きな声で知事コールが起こった。”知事” ”知事”の声援の中、振り向き笑顔を見せるのは、國松善次(くにまつよしつぐ)滋賀県知事である。現役の知事が参加するとは何とも頼もしい限りである。


知事コールに応える國松善次知事(67歳)
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國松知事のダイブ


知事が着水した瞬間

國松知事は年に一度、自転車で琵琶湖を一周するほどのスポーツマンらしい。この見事な飛び込みを拝見するとその片鱗が窺われる。まさに体力と気力が充実している知事である。出来れば褌で参加して欲しいものだ。


泳ぎも達者な知事
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観衆の拍手に手を振る知事
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