2006年03月11日作成
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岡山県 岡山市 (西大寺観音院)


                   



 
少年はだか祭り 
2月の第3土曜日の夜、天下の奇祭として知られる西大寺会陽が行われる。それに先立って小学生の男児らによるはだか祭りが開催された。この祭りは西大寺の歴史、伝統文化を子供たちに知ってもらい、受け継がれる事を願い、郷土の伝統文化を自分たちで体験することによる青少年の健全教育を目的としている。ちなみに、この作品は昨年(2005年)と今年(2006年)の少年はだか祭りを撮影して一つにまとめたものである。

西大寺観音院に建つ本堂


境内にある垢離取場(こりとりば)

午後6時から西大寺会陽のオープニングを飾る「少年はだか祭り」が始まった。子供たちは境内の近くにある西大寺市民会館から出発する。この祭りは青年会議所の主催で、毎年小学生男子400〜500名が参加している。

西大寺市民会館で出発の時を待つ!
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西大寺市民会館を出発した少年たちは、「わっしょい!わっしょい!」と声を上げて、会陽橋を渡って北門を通り、仁王門をくぐって境内に入る。そして垢離取場(こりとりば)に向かい身を清める。

「わっしょい!」境内に向かって出発


垢離取場(こりとりば)に入る1・2年生
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すぐにUターンする1・2年生
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白の鉢巻の1,2年生と青の鉢巻の3,4年生、赤の鉢巻の5,6年生に分かれて垢離取場に入る。大人に誘導されて入るが、時には水をかけられて思わず大きな声を上げる。

水しぶきを上げる3,4年生
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スクラムを組んで垢離取場から上がる

最後に赤い鉢巻をした5,6年生が垢離取場にやって来た。高学年らしく、元気いっぱいの「わっしょい!」の声を上げていた。スクラムの組み方も堂々としていて大人顔負けである。垢離取場を出るとすぐに本堂へと向かう。

5・6年生の垢離(こり)取り
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垢離取り直後の5・6年生
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スクラムを組んで本堂へと参拝に向かう

本堂の大床に上がった子供たちは、大人と同じように両手をかざし、御福窓(ごふくまど)からの清水(せいすい)を受ける。そして争奪戦に臨むのである。

御福窓から撒かれる清水を浴びる
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本堂の大床で気勢を上げる5・6年生
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