2007年8月15日作成
クリックで写真拡大
愛知県豊田市松平町 (松平東照宮)





玉競りは2つのグループに分かれている。厄男たちが紅組、それ以外の裸男たちが白組。騎馬に乗った座主(ざしゅ)が水玉を持ち、紅組は厄落としのため、白組は祈願成就のために玉に触ろうとして、激しい争奪戦になる。男たちは白ふんどしの男衆が大半であるが、還暦(60歳)を過ぎた赤ふんどしの男衆も元気に参加している。


還暦を過ぎた赤ふんどしの二人


玉競り会場を練り歩く


わっしょい!気合を入れて進む

白組に続いて、厄男たちの紅組が玉競り会場に入ってきた。座主(ざしゅ)が騎馬に乗り、水玉を掲げている。座主とはこの祭りの主である松平親氏(ちかうじ)公に成り変り、祭りの主を務める者をいう。


厄男たちからなる紅組登場


水玉を掲げ持つ座主


力水が降り注ぐ中 進む


パワフルで逞しい男たち

玉競り会場の中をしばらく練り歩いたあと、紅組(厄年))の座主が持つ水玉を目掛けて、白組の男衆が一斉に走り出した。激しい水玉の争奪戦が始まった。


法被を脱ぎ捨て突進するお父さん
クリックで拡大


白組が一斉に紅組に挑む
クリックで拡大


紅白の攻め合い


水玉を守る座主
クリックで拡大


会場中央での揉み合い
クリックで拡大

好天とはいえ2月の中旬は一段と冷える。それでも裸男たちには容赦なく力水が撒かれ、体からは湯気が上る。


力水の洗礼


争奪戦の輪の中から抜け出した青年


水玉をリレーして攻撃をかわす
クリックで拡大


Copyright (C) 2004-2007 Akio Chiba. All Rights Reserved..