2007年11月18日作成
島根県大田市大森町

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大森地区〜銀山地区の間は歩道が整備されていて、ハイキング気分で散策できる。歴史ある山間の遺跡をゆっくりと見て歩くのもお勧めである。

整備された歩道(銀山地区)


コスモスが咲く 安養寺


西本寺(山吹城城門) 

下河原吹屋跡 (しもがわらふきやあと
平成3年の発掘調査によって初めて発見された銀精錬遺跡。江戸時代初期に灰吹き精錬が行われていた場所で、製錬施設や山中から人里に近づいてきた石見銀山最盛期のものである。

下河原吹屋跡(しもがわらふきやあと)

山吹城跡 (やまぶきじょうあと
戦国時代、銀山争奪の拠点として何度も戦さが繰り広げられた舞台。1533年(天文2年)頃、大内氏がここ要害山(標高414m)の頂上に山吹城を築いたのが始まりで、尼子氏、毛利氏などの戦国大名が争奪戦を繰り広げた。頂上付近に空濠、竪堀などが設けられている。

山吹城跡遠望(手前は銀山付役人の遺宅・渡辺家)

羅漢寺(らかんじ)

五百羅漢の建造をはじめた月海浄印が、五百羅漢を安置するために1756年(宝暦6年)に建立した真言宗の寺院です。境内には33体の弘法大師像が安置されている。


羅漢寺(らかんじ)

五百羅漢(ごひゃくらかん)

大森地区の南端にある信仰遺跡で、岩盤斜面に3ヶ所の石窟があり、中央窟に石造釈迦三尊仏を、左右両窟には250体ずつ(計501体)の石造羅漢坐像を安置されている。1757年羅漢寺住職と大森代官所役人が発願し、石見銀山や日本全国の江戸幕府直轄地の有力武士や町人などの寄付を得て1766年に完成した。


五百羅漢の反り橋(3つの石橋が架かる)
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大宝篋印塔(だいほうきょういんとう)高さ5.5mの祈念碑


五百羅漢の石窟
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羅漢坐像(1)


羅漢坐像(2)


羅漢坐像(3)


羅漢坐像(4)



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