2007年11月18日作成
島根県大田市大森町

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大森(おおもり)地区 
大森地区の町並みは江戸時代からのもので、武家屋敷や商家が混在して形成されている。銀山を管轄する行政がおかれた町であり、代官所や武家屋敷や商家などが立ち並んでいて、古風な雰囲気を醸し出している。

大森の町並み(1)


大森地区にかかる石橋


表屋造りの商家 (金森家)


大森の町並み(2)

旧河島家(きゅうかわしまけ)住宅 
旧河島家は唯一公開されている武家屋敷で、内部には当時使われていた調度品が展示されている。大きな門構えの内側に庭があり、その奥に母屋を配置している。

武家屋敷の旧河島家

観世音寺(かんぜおんじ)
観世音寺は町並みの真ん中に位置する岩山の上に築かれていて、ここから銀の採れた仙の山や大森の町並みを見ることができる。大森代官所の祈願寺で江戸時代を通じて毎年正月に「天下泰平銀山繁昌」を祈願した。

観世音寺(かんぜおんじ)


観世音寺から見た大森地区
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大森郵便局

熊谷家(くまがいけ)住宅 
熊谷家住宅は、代官所跡から南西50mにあり、町の通りに面して建つ大森銀山地区最大の商家建築。金融業などを営みながら、町役人や代官所の御用商人を務め、19世紀には大森の中で最も有力な商家の一つとして栄えた。現在の建物は1800年の大火後の再建されたもので、その当時の生活振りがうかがえる貴重な建物である。1998年、国の重要文化財に指定された。

総漆喰の熊谷家住宅

勝源寺(しょうげんじ)
江戸幕府2代奉行の竹村丹後守が造った寺院で、竹村奉行をはじめとする奉行代官の墓所や、木造阿弥陀如来立像が県指定文化財であり、本堂、四脚門が市指定文化財となっている。

勝源寺の山門(四脚門)


勝源寺本堂

西性寺(さいしょうじ)
浄土宗の寺院の西性寺は石州瓦の屋根が美しい。寺は1465年創建と伝えられ、現在の本堂は1739年(元文4年)に再建された。境内の経蔵には、大正時代のこて絵(鳳凰、牡丹など)が残されている。

西性寺(さいしょうじ)

旧裁判所跡(町並み交流センター)
明治23年造られた旧大森区の裁判所を復元し、町並み交流センターとして銀山遺跡や大森町の町並みなどを無料で案内している。法廷が復原されているほか、大森公民館も併設している。

旧裁判所跡(町並み交流センター)


銀山公園の駐車場にある石見銀山の立体模型
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