2007年4月6日作成
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      愛媛県 松山市 安城寺町

  




午後5時を過ぎて、川狩りはピークを迎えた。最後は藁が飛び交う中、神輿は川狩り場で洗い清められて行く。

藁が浮かぶ川狩り場


奮闘する男衆


最後の清め水をかける

午後5時半ごろに川狩り場での行事は終了した。男たちは川狩り場を出て、和霊橋(われいばし)上で再び神輿練りを行ってから、宮入りのトラックが待つ道路へと向かう。

川狩り場のスロープを上がる


和霊橋に立つお父さん

川狩り場から上がっても男たちには容赦なくバケツで水が掛けられていく。体もふんどしも乾くことなく、終始ぐっしょりと濡れ続けたままである。

水浸しの男衆(1)
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水浸しの男衆(2)
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水浸しの男衆(3)
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水浸しの男衆(4)
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水浸しの男衆(5)


水浸しの男衆(6)
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勝岡八幡神社に宮入りするために、男たちは神輿を担ぎながら広い道路へと向かう。トラックに神輿を積載する前に、最後の力を振り絞って神輿を練り上げる。


トラックが待機する道路に向かう


道路での神輿練り
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夕方5時半を回ったころ、神輿はトラックに積まれた。男たちは無事に川狩りを終え、安堵の表情しながら近くの民家に入って行った。そこで浴衣に着替えてからトラックに乗り込み、勝岡八幡神社の宮入りに出発した。


川狩りを終えて引き揚げる


川狩りを終えて民家に戻って来た指揮者


トラックに乗り 勝岡八幡社に宮入りに向かう






安城寺の川狩りは2度目の取材となった。前回に比べて訪れる観衆が増えているように思った。川狩り場周辺は勿論のこと、久万川の対岸にも大勢の観衆が並んでいた。地元の人ならず、遠来からも来ている様だった。これからも”川狩り”独特なパフォーマンスと、頬かむりと越中ふんどし姿を、変質することなく後世に伝承していって欲しいと願う。

 2006年10月7日撮影: ニコンD70  765枚(1079MB) 


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