2005年8月25日作成

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山口県長門市通


                   





勢子舟4隻は、鯨を防波堤内に追い込むようにして回り込こんで行った。先ず最初に一隻が鯨に近づいた。

鯨に接近する
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回り込む勢子舟
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鯨を防波堤内に追い込む
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鯨の後方に回り込む

(もり)と網を使って古式捕鯨を再現するのがこの祭りのクライマックスであろう。そのスケールの大きさに驚きながらも夢中でシャッターを切った。

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後尾より銛を打ち込む


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鯨の頭部に接近する


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潮吹く鯨に網をかける

鯨の周囲の4隻の勢子舟より次々と銛が打ち込まれた。途中、鯨に接触して2〜3人が海に落ちる場面があったが、うまく防波堤内に誘い込んだようだ。

網をかけて捕獲する
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鯨の周囲に横付けした勢子舟から、2人の銛打ちが鯨の背に乗り移った。いよいよ最終局面となってきた。

鯨の背に乗る移る青年


鯨に乗った青年
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最後に刃刺し(はざし)が鯨の背に乗り移り、とどめのシーンとなった。鯨の鼻に刃物で穴を開け、とどめをさすことを鼻切りという。まさに危険と背中合わせの命がけの行為なのだ。古式捕鯨は人間が生きるために鯨と戦う厳粛な営みということを実感させられる。
*刃刺し(はざし)羽差しまたは羽刺しとも言う。鯨捕りに命を掛けた男たちのリーダーで、日本の沿岸捕鯨で勢子舟を指揮した責任者。鯨に銛(もり)を打ち込む任務も持つ。

鼻切りをする刃刺し
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3人が一斉に銛と刃物を打ち込む
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渾身の力を込め銛を打つ!
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