2006年1月31日作成
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兵庫県姫路市(飾磨区)


                   




 
飾磨祭り(しかま まつり)
姫路市南部、飾磨(しかま)にある恵美酒宮天満神社(えびすのみやてんまんじんじゃ)と、浜の宮天満宮(はまのみやてんまんぐう)で、10月8・9日に播州のトップを切って行なわれる秋季例祭(秋祭り)である。今回9日の本宮を撮影した。



最初に恵美酒宮天満神社に向かった。恵美酒宮の祭りでは朝9時30頃に小瀬(こせ)・北細江(きたほそえ)・清水(しみず)・玉地(たまち)・栄町(さかえまち)・御幸(ごこう)・都倉(とくら)・東堀(ひがしぼり)の8地区の屋台が、山陽電車飾磨駅北側に集結する。そして当番町を先頭に順次 恵美酒宮天満神社へと宮入りしていく。

山陽電車飾磨駅北側に集結した屋台
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駅の北側の道路を東西に往復しながら屋台の練り合せを行う。本宮の最初の見所であり大勢の観衆が見守る。

屋台を担ぐ北細江(きたほそえ)の練り子


力強い北細江の男衆
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小休憩を取る北細江
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ハチマキや法被、屋台を見ればどこの町の屋台か色で分かる。東堀は白端赤、都倉は赤、御幸は黄、栄町は橙、玉地は桃、清水は緑、北細江は青、小瀬は紫となっている。

黄色は御幸(ごこう)地区のカラー
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10時過ぎになると宮入りのため各町の屋台と練り子たちは飾磨駅北から恵美酒宮天満神社へと出発していく。

宮入に向かう清水(しみず)


練り歩く東堀(ひがしほり)
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屋台を担ぎ上げる御幸(ごこう)の男衆

台場練り(だいばねり)
恵美酒宮天満宮の祭りは「台場練り」として知られている。「台場練り」とは、肩に担いだ屋台を掛け声とともに差し上げ、その間にすばやく台場に練り子が入りこみ、泥台の下貫に4人ずつ16人、角に8人の計24人で支える。掛け声と拍子木の合図で、周りの練り子は手を離し、台場の練り子だけで高く押し上げながら屋台を練るという力技だ。遠くから見ると、屋台が宙に浮いているように見え、祭り最大の見せ場でもある。

掛け声と共に屋台を差し上げる
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台場練りで宙に浮く玉地(たまち)の屋台
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台場練りで歯をくいしばる練り子
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豪快な台場練りを披露した後、各地区の屋台は大勢の観衆を引き連れて次々と恵美酒宮天満宮へと向かった。

飾磨駅前を通過して宮入りに向かう北細江
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