2006年1月31日作成

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兵庫県姫路市(飾磨区)

                   





正午前に各地区の屋台は恵美酒宮天満神社に到着してから順次宮入りする。宮入りの順番は、東堀、都倉、御幸、栄町、玉地、清水、北細江、小瀬の順で、その年の当番町の屋台が一番に宮入りする。宮入り前に神社前の浜先と呼ばれる練り場で、所狭しと豪快な練り合せを行う屋台も見られた。

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浜先で練り合う栄町(さかえまち)の屋台


楼門(ろうもん)をくぐり宮入りする玉地(たまち)の屋台


楼門前での北細江の屋台練り


渾身の力で屋台を担ぐ北細江の練り子
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浜先の練り場で2台練り、3台練りを行った屋台は鳥居をくぐり、宮入りしていくのであるが、神社楼門前で擬宝珠、露盤を外してから境内に入る。こうしないと屋台が楼門に当たるためで、通過するとすぐに取り付けられる。


梯子をかけて屋台に上って擬宝珠・露盤を外す
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露盤を外しゆっくりと下りる
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恵美酒宮天満神社(えびすのみやてんまんじんじゃ)
1281年(弘安4年)創建。飾磨津(飾万津)が発祥した頃は「戎宮」と称し、事代主命を守護神として祀っていた。当時は魚場の神として信仰を集めていたが、菅原道真公がこの地に立ち寄ったことで、人々は道真公を慕い、後に天満宮を勧請したと伝えられている。御祭神は、事代主命と菅原道真が祀られている。

恵美酒宮天満神社拝殿前での台場練り(都倉屋台の宮入り)
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神社境内での屋台の練り合せ


高く差し上げられた北細江の屋台

境内に入った屋台は練り合せをしたり、神社を回ったりしながら練り歩く。狭い境内の中は祭り一色に染まった。中には円陣を組んで気勢をあげたあと、拝殿へと駆け込んでいく若者も見られた。


円陣を組んで気勢をあげる玉地の若者
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一斉に拝殿に駆け込む玉地の練り子

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