2005年11月16日作成

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福岡県福岡市東区(筥崎宮)


                   

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玉せせりも終盤に入り、本殿の楼門の前で陸組(おかぐみ)と浜組(はまぐみ)の最後の争奪戦が繰り広げられた。境内は観衆で身動きも出来ないくらいぎっしりと埋っている。

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楼門前での争奪戦


楼門の下での玉せせり

楼門にはあらかじめ立て板が設けられて、その板の開口部に待つ神職に宝珠を渡した方が勝ちとなる。

神職が楼門の立て板から顔を出す


陸組(おかぐみ)の勝利目前
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神職に宝珠を渡す陸組(おかぐみ)


勝利を祝う陸組(おかぐみ)
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陸組(おかぐみ)が神職に宝珠を渡し、陰陽二つの宝珠がそろったところで玉せせりが終わった。陸組が勝ったので、今年は五穀豊穣(ごこくほうじょう)が約束されることになる。

勝って引き揚げる陸組の競り子


陸組のリーダー
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戦い終わって・・・・


騎馬に乗って退場していく


一ノ鳥居をくぐって引き揚げる競り子たち

約4万人の見守る中、午後2時半頃、全ての行事が終了した。筥崎宮は、競り子たちが退場するとすぐに何事もなかったような、いつもの初詣で賑わう正月風景に戻った。

初詣で賑わう境内
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陰と陽の宝珠を、締め込み姿の男達が勇壮に奪い合う筥崎宮の玉せせりは余りにも有名な、正月の恒例行事である。宝珠は子供から大人へとバトンタッチされ、境内に入ると争奪戦は一段と激しさを増してくる。また、勢い水がこんなに沢山撒かれる祭りがあったことに驚いた。カメラマンの列にも容赦なく撒かれ、濡れることも承知の上での撮影となった。今回撮影して、この玉せせりが日本屈指の裸祭りであることを再認識させられた。
 2005年1月3日撮影: ニコンD70  736枚(1096MB) 
  

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