2008年3月29日作成
開催地: 愛知県幡豆郡幡豆町(鳥羽神明社
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火が「一の藤」まで燃え移る頃に(2割位燃えた状態)、ゆすり棒(一の棒)を入れる太鼓の合図があり、神男たちは「すずみ」に「ゆすり棒」を突き刺して激しく揺さぶりる。奉仕者たちも梯子や丸太を伝い、よじ登って「すずみ」をゆすり、燃える茅をかき落としていく。
ゆすり棒 (長さ4〜5メートルの松の木の棒。すずみに突き刺してゆさぶるため、先端を鋭く尖らせてある)

「一の藤」辺りまで燃え広がる


火の川のように崩れ落ちる


火の粉が奉仕者(ネコ)を包む


「すずみ」を激しく揺する


ゆすり棒(一の棒)を突き刺す


燃え盛る「すすみ」を揺する

男たちの命を懸けた豊作祈願・鳥羽の火祭りはクライマックスを迎えた。場内からは「これぞ男の祭りです!」とアナウンスが流れる。寒空を焦がす勇壮な火祭りに、訪れた約8千人の観衆からは、どよめきと拍手が起こる。

火祭りのクライマックス
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火の中に飛び込む奉仕者(ネコ)
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全身をバネのようにしならせ「すずみ」を揺する


これぞ男の祭り!(1)
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これぞ男の祭り!(2)


これぞ男の祭り!(3)


炎の大ページェント

半分くらい燃えた頃、「二の棒」の合図の太鼓が鳴る。神男たちは「ゆすり棒」を抱えて「すずみ」に突き刺して激しく揺さぶる。たちまち火の粉が上がり、炎は夜空を赤く照らし、勇壮な大ページェントが繰り広げられる。

ゆすり棒(二の棒)を差し込む
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「すずみ」の下部に燃え移る
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果敢に燃える「すずみ」挑む奉仕者(ネコ)

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