2006年3月19日作成

写真をクリックすると新しい窓が開き 拡大写真(1300x861)237KBが表示されます(以下同じ)

兵庫県 姫路市網干区 (魚吹八幡神社)

                   




提灯練り(ちょうちんねり)
神輿が神社の西のある御旅所に渡御する際に、道中の御神灯を捧げるために行われる。この御神灯を受け持つ地区は、平松、吉美、大江島、興浜、新在家、余子浜、垣内の7地区で、長さ3mの青竹の先に提灯付けて楼門前に集まって来る。楼門前で氏子たちは掛け声と共に激しく青竹や提灯をぶつけ合う。

屋台を担ぐ津市場北(ついちばきた)の若衆

日が落ちて午後6時になった頃、神社に近い坂上(さかのうえ)、津市場(ついちば)、津市場北(ついちばきた)の電飾を施した屋台が神社楼門前にやって来た。闇夜に電飾の輝きが見事に浮かび上がった。

電飾の屋台が繰り出す
拡大写真(1300x861)261KB


楼門前で披露される屋台練り
拡大写真(1300x861)283KB

午後7時になって、いよいよ提灯練りが始まった。平松(ひらまつ)、吉美(きび)、大江島(おえしま)、興浜(おきはま)、新在家(しんざいけ)、余子浜(よこはま)、垣内(かいち)7町の提灯が大勢の観衆の中で揺れ動き、そして砕け散る。


揺れる吉美(きび)の提灯
拡大写真(1300x861)332KB


激しく提灯をぶつけ合う

提灯練りが始まると、氏子の叫びと観衆のどよめき、竹を打ち鳴らす音が混じり合い、祭りは最高潮に達する。


楼門前に大江島(おえしま)の提灯が集結
拡大写真(1300x861)237KB


一瞬の内に破れる提灯
拡大写真(1250x828)208KB


最後には青竹のみとなって叩き合う

提灯には氏子の名前が書かれている。最初は名前を大きくアピールしているようにも見える。だがそれは束の間であり、提灯練りが始まると、激しい音と共に見事に砕け散ってしまう。


新在家(しんざいけ)の提灯が揺れる


砕け散る提灯
拡大写真(1250x890)285KB

Copyright (C) 2004-2007 Akio Chiba. All Rights Reserved..