2006年3月19日作成

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兵庫県 姫路市網干区 (魚吹八幡神社)

                   




11時半頃に18台の全ての屋台が御旅所に据えられると神事が執り行われた。続いて獅子舞、壇尻芸が披露され、会場は和やかな雰囲気となった。

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渡神殿に据えられた3基の神輿

この後、午後2時の宮入りまでは各地区の氏子たちは昼食をしてしばらく休憩を取る。各屋台の下で和やかな歓談風景が広がった。

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18基の屋台が集結した御旅所

ひと時の休憩を終えて、午後2時になると魚吹八幡神社に向かい宮入りが始まった。屋台を担ぎ順次出発して行く。そして楼門前に到着するとそこで威勢のよい屋台練りが繰り広げられる。

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楼門前に整列する丁(よろ)の氏子


猛スピードで駆け抜ける(よろ)の屋台


突進する(よろ)の氏子衆
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(よろ)屋台の「チョーサ」
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神社楼門前で威勢よい「チョーサ」を行った後に宮入りして行く。楼門前は狭いため、一つの屋台が宮入りしてスペースが空くと次の屋台が練り込んで来る。

楼門前に練り込んできた大江島(おえしま)屋台
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高田(たかた)屋台の「チョーサ」
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楼門前で練った屋台は、擬宝珠と露盤を外して楼門をくぐる。宮入りするとすぐに取り付けられて、拝殿前で練り込んでから境内に据えられる。

楼門をくぐる大江島(おえしま)屋台


魚吹八幡神社に宮入りした屋台
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午後4時過ぎであるが通りにはまだまだ宮入りする屋台が待機している。18台の全ての屋台が宮入りすると、3基の神輿が御旅所から還御する。その後、午後8時に屋台の宮出しが始まり、次々と各地区に帰って行く。そして午後11時過ぎに壇尻の宮出しが行われ、2日間にわたる魚吹の祭りはフィナーレを飾る。

   大鳥居をくぐり宮入りに向かう屋台 






  
魚吹八幡神社の祭りは、数多い播州の祭りの中でも18台の屋台と3台の壇尻が練り出す最大クラスの祭りである。それ故に朝早くから夜遅くまで祭りは続く。中でも電飾が施された屋台は一見の価値がある。今回一部ではあるが、宵宮と昼宮の両日を撮ることができた。この作品を見て、氏子たちの「チョーサ」の掛け声を少しでも感じ取って頂けたら光栄である。
 2005年10月21.22日撮影: ニコンD70  1407枚(1998MB) 
  

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