2005年6月02日作成

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兵庫県姫路市
    

                   





  (のぼり)
(のぼり)は屋台を先導する役割があり、その地区の旗印のようなものです。幟には町名が記載され、長い青竹の先端にはシデが取り付けられています。幟を持つ人は若者が多いようだ。

松原の幟(のぼり)を持つ若者
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松原と東山の屋台の練り合わせ

世界文化遺産・国宝姫路城
白鷺城(しらさぎじょう)とも呼ばれるその壮麗な美しさに、戦国時代を生き抜いた巧妙な要塞としての機能を併せ持つ。まさに堅固さと美とを兼ね備えた巧みな建築は、いつの時代も訪れる人を魅了する。築城以来400年の間、一度も戦火にまみえることなく、当時の状態でほぼ完全な形で残され、しかも連立式天守閣と呼ばれる複雑な構成美は全国的に見ても唯一の稀少な文化遺産となっている。

                   姫路城をバックに超満員の三の丸会場                
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    屋台(やたい) 
全国各地の神社で行われる祭礼行事は、本来神事が中心に行われますが、氏子が祭礼を盛り上げるために出し物を披露しているところが数多くあります。こうした出し物が屋台をはじめ、ダンジリ、山車、山鉾などです。日本の祭礼に登場する出し物の中には、屋台や太鼓台のように担ぐものと、ダンジリや山鉾のように引っ張るものがあり、播州地方に広く分布しているのは屋台と呼ばれるものです。

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                         黄色の法被が鮮やかな宇佐崎の練り子                                        


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                     マリンブルーの法被は中村の練り子   (練り合いの合間に一服しています) 

ここ三の丸会場は威勢のよい掛け声で屋台が練り合う場と化しました。脚立がなければ人の頭しか見えません。祭りの撮影は脚立が必要です。でもゆっくりと撮っていると屋台が突進して来るため危険が伴います。

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相撲力士のような体格の木場(きば)の練り子

    乗り子(のりこ)
屋台に乗って太鼓を叩く「太鼓打ち」のことを「乗り子」と言います。一つの屋台の四方に4人の乗り子が座り、その中でも屋台後方の乗り子を真と言います。真は4人の乗り子のリーダーであり、熟練した人がこれを努めます。屋台練りは太鼓のリズムに合わせて行われるため、太鼓の打ち方によって屋台の練り方が変わるそうです。

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                               屋台中央に座る中村の乗り子                                   


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             渾身の力で屋台を練る              


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力が入る中村の屋台練り



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