2005年12月01日作成

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岡山市 西大寺(西大寺観音院)


                   

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西大寺会陽では裸の男たちを単に裸(はだか)と呼ぶ。午後9時40分、トップを切って企業裸と呼ばれる団体が垢離取場に飛び込んできた。3月1日のダイヤ改正の幟を持っている裸たちは、JR西日本岡山支社の人たちだ。

垢離取場を通過するJR西日本の裸たち
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垢離取場の水は身を切るように冷たい
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仁王門から入ってきた裸たちは、宝木の争奪戦前に何回となく垢離取場の冷水で身体を清め、本堂の大床に上がり、五福(寿、富、康寧、好徳、終年)が授かるように祈願する。

湯気を立てて垢離取場を出て行く裸群
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続いてシティライトという会社名の横断幕を持って垢離取場に飛び込んで来たのは、岡山市内に本店を持つ中古車販売業の裸たちである。


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企業名入りの横断幕を持って飛び込む

垢離取場の奥には観音像が立っているが、そこを一周してから駆け抜けて行く。水深は深いところで腰くらいまである。周辺には大勢のカメラマンが待ちか構えていて盛んにシャッターを切っていた。


観音像を回る裸群
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水を掛け合いながら駆け抜ける
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次々と企業裸の団体が垢離取場を通過していく。全員これから始まる宝木の争奪戦を前に気合が入る。


冷たさにためらうこともなく垢離取場に飛び込む
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腰まで浸かり観音像を回る


垢離取場から上がる青年
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垢離取場を走り抜ける青年
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おぐら弘行と書かれた大きな横断幕を持ってやって来たのは、岡山県議会議員、小倉弘行(ひろゆき)氏の後援会のメンバーである。なんとも頼もしい人たちだ。


県議会議員のメンバーも参加
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横断幕を持って入水!

午後10時までは垢離取場の撮影が可能であるが、それ以後は警備隊により厳しい警備体制が組まれるため、一般の人は入場できない。タイミングを逃すと垢離取場での様子は見ることは出来ない。


垢離取場を上がる県議会議員メンバー
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