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姫路市白浜町の松原八幡神社で行われる、秋季例大祭の総称で、「灘祭り」「妻鹿のけんか祭り」とも呼ばれている。一の丸、二の丸、三の丸の、神が乗り移った3基の神輿をぶつけ合う神事によって、戦前から播磨を代表する祭りとして知られている。戦後はこの神輿行事のほか、豪快な屋台練りが人気を呼び、全国の数ある「けんか祭り」のなかでも最大級の祭りといわれ、国内はもとより海外にまでその名を知られている。10月14日が宵宮で、翌15日に本宮が行われる。
松原八幡神社は中世においては源氏を中心とする氏神として、赤松円心の庇護する多数の僧兵を抱えた神社になった。その後、応仁の乱で社殿は焼失されたが、1558年(永禄元年)赤松政則氏により再建された。このとき氏子中は喜びに湧き、米俵数百俵を御旅山の山頂にある社殿前に積み上げた。灘のけんか祭りの屋台練りはこれを契機に始まったと伝えられている。
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