2005年7月28日作成

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岡山県笠岡市


                   





最終レースの第6レースは、保存会(龍宮丸)&保存会(乙女丸)の対決である。源氏(白)と平家(赤)に分かれての豪快なレースとなった。金浦橋をスタートして約300mを1分40秒ほどで激漕する。

紅白の旗で海水を掛け合いながらスタート
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白い褌の龍宮丸が一歩リード
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濡れて光る乙女丸の漕ぎ手


渾身の力で漕ぐ龍宮丸
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源氏(白)の龍宮丸が平家(赤)乙女丸を1艇身リードしてゴールした。敗れたとはいえ、乙女丸の漕ぎ手の笑顔が印象的であった。

爽やかな笑顔の乙女丸の漕ぎ手
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船着場に戻る乙女丸

椀飯振舞(おうばんぶるまい)
和船競漕が終了したあとに、椀飯振舞が行われた。これは観衆へのサービスとしてお菓子の袋を船から岸に向かって投げる催し物である。たくさんのお菓子をもらおうとして身を乗り出しての争奪戦となった。

お菓子袋を積んで椀飯振舞に向かう若者


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岸の観衆にお菓子を投げる

全ての行事が終了したあと、船着場前で笠岡ケーブルテレビのインタビューや記念撮影が行われた。

インタビューを受ける広島修道大学の人達
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カメラマンに変身したクリス・チェルカフスキー教授


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広島修道大学関係者一同の記念撮影

午後1時から始まった「おしぐらんご」は2時過ぎに終わり、そのあとすぐに片付けが行われた。船の幟や飾り付けはテキパキと取り外ずされていった。やがて辺りの観衆も潮が引くようにいなくなり、いつもの静けさが漂う金浦湾に戻った。


褌姿で片付けをする人
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笠岡のおしぐらんごは昨年に続いて2回目の撮影となった。今年3月に市重要無形民俗文化財に指定されたこともあり、市長自らこの場に来られ、一層の盛り上がりが感じられた。「ひったか」に並んで市重要無形民俗文化財になったことで、後継者も確実に育ってくるに違いない。これからも笠岡が誇る伝統行事を大切にして発展していって欲しい。
 2005年6月12日撮影: ニコンD70  780枚(1135MB) 


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