2006年4月5日作成

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岡山市 西大寺(西大寺観音院)

                   

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午後11時を回ると「わっしょい、わっしょい」の掛け声とともに、裸たちがどっと繰り出して来る。この頃になると沿道は観衆でぎっしりと埋ってしまい身動きできない。勿論、境内は規制があって移動することもままならない。

仁王門に向かう裸たち
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商店街を通って仁王門に向かう


肩を組み団結して境内に入って行く
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仁王門をくぐった裸は垢離取場(こりとりば)を回って本堂で祈願し、牛玉所大権現(ごおうしょだいごんげん)から四本柱(しほんばしら)を通って、本堂の大床(おおゆか)に上がり宝木投下を待つ。

牛玉所大権現(ごおうしょだいごんげん)に参拝


本堂の裏を回って大床に向かう

午前零時の宝木投下30分くらい前になると、本堂の大床はあふれんばかりの裸で埋め尽くされる。

本堂の大床(おおゆか)に立つ裸(はだか)
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大床(おおゆか)を揺らす裸の群れ
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裸たちの頭上の御福窓(ごふくまど)から柄杓で水が撒かれるが、その水もたちまち湯気となってしまう。

御福窓(ごふくまど)から撒かれる水を浴びる


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大床の競り合い

大床の裸たちは両手を上にあげる。こうすることで体が沈むことを防御して、下敷きにならないようにしている。


宝木投下を待つ裸(はだか)
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裸で埋め尽くされた本堂大床
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裸から立ち上げる湯気により向こうが霞んで見えるようになった。カメラのレンズも一瞬に曇ってしまった。

湯気に煙る大床(おおゆか)


御福窓(ごふくまど)直下で揉み合う裸(はだか)
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大床(おおゆか)の修羅場
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