2013年11月22日作成
沖縄県南城市
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ガンガラーの谷
数十万年もの時が創りあげた鍾乳洞が崩壊してできた谷間。この自然豊かな谷間一帯を専門ガイドの案内で巡る予約制ツアーがある。コースでは、鍾乳洞跡にそびえ立つ、高さmもの大主(ウフシュ)ガジュマル、日本人のルーツともいわれる「港川人」の住居跡の可能性から発掘調査等も行われている洞窟跡など、自然からさかのぼる人類の壮大なドラマを体験できる。

ガンガラーの谷探索ツアー受付場所(ケイブカフェの入口)


ケイブカフェの内部
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亜熱帯の植物が生い茂る「ガンガラーの谷」


カジュマルがたくさん生い茂っている


綺麗な小川も流れていて密林探索気分も盛り上がる


イキガ洞と呼ばれる洞窟に入る(ここでは内部が暗いためランタンが全員に配られる)


鍾乳洞の中は異次元の世界が広がっている


イキガ洞の男性のシンボルの形をした鍾乳石(触れば子宝に恵まれるとのです)
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鍾乳洞の中を進んで行くと出口には大主(ウフシュ)ガジュマルが突然現れる


精霊(キジムナー)が住むと言われている大主カジュマル


大主(ウフシュ)ガジュマル


谷上から垂れ下がる高さ15mの大主ガジュマル


ガジュマルの上のツリーテラスの上からの眺め(まるでジャングルの中にいるようです)

港川人

港川人は、日本人のルーツであるのではと考えられており、実際にこの地で生活していたであろうと推測されています。彼らは、約1万8千年前の旧石器時代に実際にこの地に生きていた、私たちと同じ人類(ホモ・サピエンス)。身長はおおよそ150cm前後で、現代人に比べると小柄です。その骨格から、森の中を歩き回りながら狩猟採集の生活をしていたであろうと推測されています。


ガンガラーの谷の探索ツアー最後は、港川人が生活していたと推定される洞窟に入ります


港川人の人骨が発見された場所


港川人が生活していた場所(1万8千年前、港川人が住んでいたと考えられ、現在も発掘が行われている)



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